ワキガは思春期になると、臭いがきつくなる

思春期にはワキガになりやすい

なぜ思春期にワキガになるのか?

ワキガは遺伝によるものが多いですが、もし、親から遺伝したとしても、小さい子供の時はワキガの臭いはまずしません。

なぜかというとワキガの臭いを発生させるアポクリン線が、子供の頃は未発達だからです。だいたい中学生くらいの12歳~頃から、ワキガ体質の人はアポクリン線が発達してきて臭いが強くなります。中学生くらいの思春期の頃は、ただでさえホルモン分泌が活発なため、ワキガではなくても体臭が強くなる傾向があります。最初の頃はワキガの臭いも軽いので、自分がワキガだとはわかりませんが、成長と共に、アポクリン線が発達し、高校生くらいになると自分でも自覚できるほど臭いが強くなる場合もあります。

思春期のワキガの対策

思春期の頃は自分や他人の体臭も気になるようになってきます。特に異性の体臭は、敏感に感じるようです。思春期の女の子が父親の臭いに嫌悪感を抱くのも、臭いに敏感になるからです。
通常の体臭でも気になりやすいのに、ワキガの臭いだとさらに意識してしまうと思います。この次期のワキガの悩みは大人よりも深刻に思いつめるケースも多いです。

通常、臭いが強いワキガの場合は、手術で切開してアポクリン線を取り除く事で改善させる事ができます。しかし、中学生などの成長途中の体では、アポクリン線も十分に成長しきっていないため、切開して取り除いたとしても、再びすぐにアポクリン線が発達してしまい、ワキガの臭いが再発してしまう可能性もあります。何度も手術をするのは体に負担がかかるため、ある程度体が成長しきるまでは切開法は控えておいた方がいいかもしれません。その間は注射で臭いを抑える方法もあるので、あまり体に負担がかからない治療法を選んでください。

いつから臭いが落ち着く?

成長とともにワキガの臭いはなくなるという事はありませんが、臭いが軽減する事はあります。だいたい20代に入ると、ワキガの臭いも思春期に比べると落ち着くようです。大人になってホルモンバランスが落ち着き、分泌量が減ると自然とアポクリン線から分泌される汗の量も減ってきます。

また、学生の頃は体育や部活で体を動かして汗をかく機会が多いので、ワキガの臭いが出る頻度も多かったと思いますが、社会人になると、仕事によってはあまり汗をかかなくなるので、その場合はワキガの臭いをあまり意識せずに生活できると思います。

また、長年ワキガの臭いに悩んできた人は、どんな時に自分の臭いがきつくなるかなど、経験によって学んできています。そして様々な臭い対策や汗対策をしてきているので、なるべく臭いを強くさせないようなケアを自分自身で見つけています。自分に合った消臭グッズを常備している人もいます。

ホルモンバランスが落ち着く、そして自分に合った臭い対策をしっかりしている、この二つの事が重なって、大人になると臭いが軽減するのです。